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ECモールのレコードプレーヤー市場規模は、昨年比120%で堅調に拡大!




トピックス
・平均単価が上昇したことにより売上が上昇

・楽天市場ではこの半年間で1位、2位が入れ替わるなど熾烈な首位争い

・幅広い分野で値上げの動きが広がっている中、首位A社の商品・販売戦略に注目


Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの3モールにおいて、Nint推計データ(2023年3月時点)より、2022年12月~2023年2月のレコードプレーヤージャンルは好きなモノ・コトに時間とお金をかけるといった趣味に対する消費意向が高まっており拡大トレンドが継続しています。

当該時期の市場規模は2021年12月〜2022年2月と比較して120%へ成長となり、市場が堅調に拡大となっています。今後の売上規模は、推計値を元にした当社のAI分析を踏まえると、3モールにおいて当該ジャンルは、高止まりとの結果となりました。




また、同時期の平均単価は16,838円と前年同時期比で116%と値上げが受け入れられたことと、高単価品が人気という理由もあり平均単価の上昇が受け入れられています。
平均単価については、推計値を元にした当社のAI分析を踏まえると、3モールにおいて当該ジャンルは、上昇傾向との結果となりました。

当該ジャンルでは、国内メーカーのA社が、前年同時期比で、レコードプレーヤージャンルで大幅のプラス成長を継続しており、その傾向は加速しています。
特にA社は、レコードプレーヤージャンル全体の単価上昇2,355円の内、578円の単価上昇に貢献しており、全体の価格上昇に貢献しています。旗艦店での限定モデルが好調で、その背景には好きなモノ・コトに時間とお金をかけるといった趣味に対する消費意向が高まっており商品の単価・売上が伸長したことが貢献したと言えそうです。

各モールを観察すると、楽天では上位2社が前年同時期比で大幅のプラス成長が続き、この半年間で1位と2位が入れ替わるなど熾烈な首位争いが続いております。


作成者
中村 里佳子(Nakamura Rikako, ERP Div.セールスUnit)
編集者
Nint Blog 編集長 加藤 洋平(Kato Yohei, ERP Div.カスタマーサクセスUnit)


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