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2022年中国シングルデー(独身の日)、緊急速報!アリババ&京東&DouyinのTOP20ブランドをご紹介!

#中国のEC #越境EC #独身の日 #W11 #アリババ #ダブルイレブン
アリババが2009年からスタートした中国ECのショッピングイベント「シングルデー」(「独身の日」、または「ダブルイレブン」とも呼ばれる)は、いまやアリババ以外のECサイトや、百貨店などもセールキャンペーンを行う、中国全体のショッピングイベントです。

独身の日、アリババは前年と同等、京東は前年比プラス成長

10月下旬から約20日続いた、2022年の「独身の日」キャンペーンが終了しました。

今年からアリババに限らず、京東やPDDといった大手プラットフォームがGMVの公開を中止しました。プラットフォームの公式発表ではアリババは前年と同等、京東は前年比プラス成長とのことだが、コンテンツプラットフォームでは、抖音(TikTok)のキャンペーン参加店舗数が前年比+86%、快手ではショート動画上での決済件数が前年比+515%と、GMVは非公表だが、成長を示唆する数字が発表されました。

ブランドにとって、引き続き独身の日が売上拡大の大きな機会であることに変わりはないが、全領域EC(総合EC+コンテンツEC)や細分化した各ジャンルに対する取り組みが、これから成長する重要な要素となりそうです。

Nintでは、今年も独自で収集・推計したデータを基に3大プラットフォーム(アリババ、京東、Tiktok)合計の独身の日における5大消費財ジャンルのトップ20ブランドランキングを集計いたしました。

【データ対象】
期間:2022年10月31日20:00-11月11日24:00
プラットフォーム: アリババ(天猫) 、京東、Tiktok
※プレセール決済額含む、速報値につき未精査

まとめ

アリババなど、従来型の総合ECではトラフィックが頭打ちとなり、ブランド競争が一層激化しており、成長がますます困難になった。主要ジャンルでは他社に負けじと、各社は限られたリソースの中で売上最大化を目指すことを強いられている状況です。

今年より各プラットフォームがGMVの公表を中止したことに伴い、プラットフォーム、そしてブランドは「質の成長」を強く主張し始めた。NintではGMVに限らず、業界やブランドのトレンドなどを多角的に分析するサービスを提供している。現在、中国ECにおける日系ブランドの流通額TOP100の約70%がサービスを導入しています。(※2021年間流通額、Nint調べ)

今回の速報値に続き、近日中に詳細レポートを発表する予定です。

この分析に用いたデータについて

この記事はNintグループ(Nintホールディングス株式会社、株式会社Nintおよび任拓数据科技(上海)有限公司のことをいいます。)が提供するECデータ推計サービスに基づき作成されています。記事中の数値はすべてNintグループが独自の技術を用いて算出した推計値となり、紙面の特性上詳細なデータは省略しております。

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