自社他社の強み弱みの調べ方~競合が注力しているジャンルとは?~

各モールにおいて競合がどのようなジャンルに注力をしているのかを把握し、販促活動・商品企画開発・発注等で自社の優位性を高める事に活用ください。

1. 競合のジャンルでどのような売上構成なのか把握しましょう

競合ショップの売上構成比を確認することで、競合がどのジャンルに注力しているのかを把握することができます。

例)


※上記画像はイメージとなります。

操作手順

①トップメニューの[ショップ分析]をクリックします。

②[販売サマリー]内で、閲覧したいショップの[詳細]をクリックします。

③サブメニューの[ジャンル分析]をクリックすると、ジャンル売上構成比が確認できます。

④最大過去1年間のジャンル売上が確認できます。

⑤ジャンル階層別(最大第5階層まで)の売上が確認できます。

例)Vネック(第1階層レディースファッション、第2階層トップス、第3階層ニット・セーター、第4階層長袖ニット、第5階層Vネック)

2. 自社と競合のジャンル売上構成を比較してみましょう

自社の注力しているジャンルと、競合ショップで注力しているジャンルが重複しているかを把握してください。把握する事で、自社・他社の強み弱みを明確化できます。

例1)


〇:注力ジャンル ▲:注力し始めているジャンル ▢:注力していないジャンル


商品まで落とし込んで競合商品と比較し、売価価格・配送費・スペック・商品ページ・販促・広告など、どのポイントで強み/弱みなのかを確認しましょう。


自社の売上シェアを伸長できる可能性があります。更なる売上向上、新規ジャンルへ参入する場合、[業種分析]で市場調査を行い、[ショップ分析]で競合の販売戦略を分析し、経験や勘だけなく定量的なデータも含めて正しい意思決定をしましょう。

例2)


※上記画像はイメージとなります。

競合ショップでは「レディースファッション」「インナー下着ナイトウェア」ジャンルの売上、および売上構成が高い事がわかります。他方、「バッグ小物」「靴」ジャンルでは、自社が競合より上回っていることがわかります。

重複しているジャンルが多い場合には、優位または劣位に立っている第2階層以降のジャンル、もしくは商品まで因数分解を行ってください。また商品比較を実施した上で、販売戦略に活かしましょう。

※構成比は売上絶対数とは異なるため、[ショップ分析]内の[ショップ情勢]などで競合ショップの売上推計も併せて参照の上、ご活用ください。

3. 競合ショップの昨年度の構成比と比較してみましょう

競合ショップのジャンルにおける売上高構成を昨年度同月を比較する事で、競合ショップが現状注力しているジャンルを把握することが可能です。商品開発や、注力ジャンルを選定する際にご参考ください。

操作手順

上記①~③まで操作手順は同様です。

④「期間選択」は単月に、「ジャンル階層」は「全階層」に選択します。

⑤ファイル形式を[CSV]もしくは[XLS」で、単月毎にダウンロードします。

ダウンロードしたデータを活用し、昨年度同月を比較することで、直近において競合ショップがどのジャンルに商品投下や販促に注力しているかがわかります。

例)


※上記画像はイメージとなります。