業種分析では、特定ジャンルの人気ショップ/商品の売上を見ることが出来ます。
更に、楽天の【タグ一覧】を活用することによって、ブランド、メーカー、スペック毎で、どのショップ/商品が売上シェアを獲得しているのか、またその伸び率を見ていくことが出来ます。
ベンチマークショップの強みと弱みを把握することで最適な販促計画を立てることが出来ます。
目次:
①洗濯機の【人気ショップ】を把握する
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②洗濯機の【人気メーカー】を把握する
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③人気メーカーXの【人気ショップ】を把握する
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④【応用】Excel DL機能を使いメーカー別売上シェアを計算する
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まとめ
今回調査するジャンル:
Lv1家電 → Lv2生活家電 → Lv3洗濯機
①洗濯機の【人気ショップ】を把握する
【業種分析】で洗濯機ジャンルを指定し、期間を選択します。
タブを【人気ショップ】に選択すると、選択した期間内の洗濯機売上ランキングが表示されます。
②洗濯機の【人気メーカー】を把握する
【タグ一覧】のリスト内にある【メーカー】を選択します。
するとメーカー毎の売上シェアが円グラフで表示されます。
このことから、洗濯機ジャンルの中でXメーカーが46%と一番大きなシェアを占めていることがわかります。
③人気メーカーXの【人気ショップ】を把握する
続いて、【タグ一覧】 → メーカー 一覧内にある【Xメーカー】を選択すると、
【Xメーカー】の【人気商品】【人気ショップ】が表示されます。
【人気ショップ】に切り替えると、Xメーカーを販売する【人気ショップ】が表示されます。
すると、①で調べた洗濯機ジャンル人気ショップにはランクインしていないショップが、Xメーカー上位ショップに来ていることがわかります。
このように特定のメーカーのみ売上シェアが高いショップや、ジャンル全体の売上は高いけれど、あまり売上シェアのとれていないメーカーを発見出来たりします。
④【応用】Excel DL機能を使いメーカー別売上シェアを計算する
※下記手順すべて、ジャンル指定した上で、操作してください。
1.メーカー指定なしの【人気ショップ】をダウンロード
2.メーカーを指定した上で、【人気ショップ】をダウンロード
3.Excelで統合作業、計算を行います。
上図の結果から、
H社とG社は洗濯機総額ではほとんど同じ流通規模なのでベンチマークとみなしがちですが、
H社は Xメーカーでシェアが73%に対して、G社は5%と大きく異なることがわかります。
そこで、G社が強いメーカーはどこなのか、H社はなぜこのようにXメーカーの売れ行きが良いかを更に深堀をすることで、新たなヒントが生まれます。
まとめ
【タグ一覧】の機能を使うことで、ジャンル毎だけではなく、より詳しいブランド、メーカー、スペック毎の分析ができるのが利点です。
【人気ショップ】の中で一番シェアのあるメーカーを取り扱うショップはどこなのか、売上で見るとランク上位ですが、メーカーで絞るとランクが落ちることもあるので、面白い分析になるかと思います。
メーカーだけではなく、サイズや色、素材等でも面白い発見があるかもしれません。
ぜひ、【タグ一覧】を使って分析してみてください。