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国内3大ECモールのテレビ市場規模は、昨年比145%で急速に拡大!




トピックス
・買い替え需要、ワールドカップによる特需の追い風を受けて拡大トレンド

・平均単価は楽天市場が上昇、Yahoo!ショッピングとAmazonは下落

・楽天市場ではC社が買い替え需要により大画面、高画質、低価格の商品が人気で売上を大きく拡大


Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの3モールにおいて、Nint推計データ(2023年3月時点)より、2022年11月~2023年1月のテレビジャンルは買い替え需要、ワールドカップによる特需の追い風を受けて拡大トレンドとなっております。
当該時期の市場規模は2021年11月〜2022年1月と比較して145%で成長となり、市場が急速に拡大しています。今後の売上規模は、推計値を元にした当社のAI分析を踏まえると、当該ジャンルは横ばいとの結果となりました。



また、同時期の平均単価は56,417円と前年同時期比で98%に留まり、モールごとに売れている商品の構成が異なっているという理由もあり平均単価は横ばいです。楽天市場は上昇、Yahoo!ショッピングとAmazonは下落しています。
今後の平均単価については、推計値を元にした当社のAI分析を踏まえると、3モールにおいて当該ジャンルは、横ばいとの結果となりました。

当該ジャンルでは、A社とB社が、Amazonで前年同時期比で2桁台のプラス成長を継続しており、その傾向は加速しつつあります。 また2022年11月〜12月に開催されていたワールドカップに併せて販促を行っていたメーカーは特に売上が伸びていました。

各モールを観察すると、楽天市場ではC社が前年同期間で、大幅成長しておりその傾向は加速しています。C社の製品を見てみると買い替え需要による大画面、高画質、低価格の商品に人気が集まっていました。


作成者
中村 里佳子(Nakamura Rikako, ERP Div.セールスUnit)
編集者
Nint Blog 編集長 加藤 洋平(Kato Yohei, ERP Div.カスタマーサクセスUnit)


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