【2025年12月〜2026年2月】テーブル市場レポート|全体横ばい、需要は堅調に推移
2025年12月〜2026年2月のテーブル市場は売上・販売数量ともに前年比で約2%の小幅な減少にとどまっており、大きな変動はなく落ち着いた推移が続いているとみられます。平均単価もほぼ横ばいで、市場全体として安定した状況が続いているようです。本レポートでは、大手ECサイトにおけるNint ECommerceのデータをもとに、最新の市場動向を解説します。
※本記事は大手ECサイトにおけるNint ECommerceデータを元に執筆しています。

目次
テーブルの市場規模
2025年12月〜2026年2月のテーブルジャンル全体の市場規模は以下の通りです。
- 売上高:約27億円(前年同期比 ▲1.9%)
- 販売数量:約19万4千個(前年同期比 ▲1.7%)
- 平均単価:約14,000円(前年同期比 ▲0.2%)
売上・数量・平均単価のいずれも前年とほぼ同水準で推移しており、急激な変化は見られないとみられます。市場全体として大きなうねりはなく、緩やかな横ばい基調が続いているようです。
テーブル市場のカテゴリ別売上構成比とトレンド
本章ではカテゴリ別の売上構成を比較し、トレンドを読み解きます。
カテゴリ別売上構成比(上位カテゴリ)
1位:ダイニングテーブル
– 売上構成比:約47.0%(前年同期比 +1.1ポイント)
– 平均単価:約41,000円
2位:センターテーブル・ローテーブル
– 売上構成比:約25.8%(前年同期比 ▲0.7ポイント)
– 平均単価:約11,000円
3位:サイドテーブル・ナイトテーブル
– 売上構成比:約12.7%(前年同期比 ▲0.1ポイント)
– 平均単価:約8,000円
4位:カフェテーブル・ティーテーブル
– 売上構成比:約3.3%(前年同期比 ▲0.2ポイント)
– 平均単価:約13,000円
5位:テーブル用部品
– 売上構成比:約3.1%(前年同期比 +0.3ポイント)
– 平均単価:約5,000円
製品開発のトレンド
市場の約半数を占めるダイニングテーブルの構成比がじわりと伸びており、食卓まわりへの投資意欲が続いているとみられます。センターテーブルやサイドテーブルなど、リビング中心のカジュアルな用途向けはやや落ち着き気味の傾向にあるようです。一方でテーブル用部品の構成比がわずかに上昇しており、買い替えよりも修繕・カスタマイズを選ぶ動きが出てきているかもしれません。
テーブル市場の価格帯別販売構成と販売戦略
ここでは市場全体を価格帯別データに分けて整理し、販売戦略を考察します。
価格帯別の販売構成について
低価格帯(10,000円未満)
売上構成比:約30%
サイドテーブルやナイトテーブル、テーブル用部品などが中心とみられ、手軽に揃えたい層や買い足し・部分的な模様替えを目的とする購買層が多いとみられます。単価は低いものの数量を稼ぎやすいゾーンとみられ、気軽に購入できることが強みとなっているようです。
中価格帯(10,000円〜30,000円)
売上構成比:約40%
センターテーブルやカフェテーブルなど、リビングや書斎など生活空間のアクセントになる製品が揃うとみられます。デザイン性と価格のバランスを重視する層に支持されているとみられ、インテリアに合わせて選ぶ傾向が見られるゾーンといえそうです。
高価格帯(30,000円以上)
売上構成比:約30%
ダイニングテーブルを中心に、耐久性や素材・サイズにこだわる層が主な購買層とみられます。家族での食事や在宅ワークなど使用頻度の高い場所への投資として選ばれるケースが多いとみられ、平均単価の高さが市場全体の売上を下支えしているようです。
価格帯別の販売戦略について
低価格帯
まとめ買いや買い足し需要を意識した訴求が向いているとみられ、手軽さや設置のしやすさを前面に出したアプローチが購買のきっかけになりやすいとみられます。
中価格帯
部屋のスタイルや用途別の使い方をイメージしやすい写真や説明文が効果的とみられ、生活シーンに合わせた提案型の商品ページが閲覧から購買への橋渡しになりやすいかもしれません。
高価格帯
サイズ感や素材の質感を丁寧に伝えるコンテンツが購入の後押しになりやすいとみられ、購入前の不安を和らげるための詳細なサイズ情報やレビューの充実が効いてくるとみられます。
展望予測とテーブル市場を読み解くヒント
本章では展望と市場を読み解くヒントをご紹介します。
今後の展望
横ばい基調はしばらく続きそうとみられます。新生活シーズンに向けた需要の動きが出やすい時期とも重なるため、春先にかけて一時的な動きが生じる可能性もあるとみられます。
テーブル用部品の構成比が小幅ながら伸びている点も注目されそうです。買い替えよりも手持ちのものを長く使いたいという意識が広がっているとみられ、修繕・カスタマイズ需要を取り込む余地があるかもしれません。
市場を読み解くヒントは「Nint ECommerce」!
今回のレポートで明らかになったように、テーブル市場では全体として安定した推移が続きながらも、ダイニングテーブルへの需要シフトが少しずつ進んでいるとみられます。
こうした流動的な市場環境において、どのカテゴリに商機があるのかを正確に把握するには、客観的なデータ分析が欠かせません。
「Nint ECommerce」では、大手ECモールの詳細な販売動向や、カテゴリ別の微細なトレンドをリアルタイムで可視化できます。

さらに、AIが膨大なデータを分析して要点を整理する「AIインサイトレポート」を利用することで、複雑な市場動向の裏側にある勝機を迅速に見つけ出し、次の一手を確信を持って打つことが可能になります。

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調査概要
- 対象期間:2025年12月1日〜2026年2月28日
- データソース:Nint ECommerce
- 対象カテゴリ:テーブル
この記事を書いた人

山本 真大(やまもと まさひろ)
株式会社Nint マーケティングDiv ECアナリスト
note:https://note.com/nint_ecommerce
株式会社明治の菓子営業としてキャリアをスタートし、主に店頭での販促施策を担当。その後IT業界・流通業界・他業界のメーカー職を経験し、オフライン市場における、製造・流通に携わる。EC業界の今後に魅力を感じ株式会社Nintへ入社。営業・カスタマーサクセスを経て現在、ECデータアナリストとして、数々のブログや電子書籍の執筆、セミナー登壇に関わる。
セミナー登壇数は20を超え、オフラインの経験とオンラインのデータ分析をもとにした、セミナー内容は参加者からも好評をいただいている。
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