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ECモールの野球・ソフトボール市場規模は、昨年比103%へ微増




トピックス
・3モールのTOP3メーカーは変化なし

・楽天市場、Amazonはプラス成長、Yahoo!ショッピングはマイナス成長

・ニューヨーク・マンハッタンで創業のA社がトップシェアを維持


Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの3モールにおいて、2023年4月時点のNint推計データより、2023年1〜3月の野球・ソフトボールジャンルの市場規模は、2022年1月〜2022年3月と比較して103%となりました。
今後の売上規模も推計値を元にした当社のAI分析を踏まえると、3モールにおいて当該ジャンルは横ばいという結果となりました。




また、同時期の平均単価は3,933円となり、前年同時期比で108%へと上昇しています。今後の平均単価の動向も推計値を元にした当社のAI分析を踏まえると横ばいとの結果となりました。

当該ジャンルのECモールの売上を月毎にみると、3月が最も売上が高い月となっており、新学期や新年度を迎える前のタイミングでの需要が高い事がわかります。上記から各メーカー及びショップにおいて3月は重要な月となり、2023年3月単月の前年同時期比は、106%と堅調に推移をしています。

コロナ禍で部活動の自粛等の煽りを受けたと予想されるジャンルではありますが、期間を変えてコロナ前の2019年3月と本年2023年3月を比較しても173%で成長しており、確実にECモールの売上が拡大している事がわかります。

次に当該時期の売上をモール毎に見ると、成長率が最も高いのはAmazonとなっています。メーカー視点で見ると、当該ジャンル売上シェアのおよそ50%をTOP3社で占めており、このTOP3社の成長率は堅調に推移している一方で、4番手につけるA社は2桁台の大幅成長となっており、このA社の成長率が最も高いモールAmazonとなっています。


作成者
横山 玄(Yokoyama Gen, ERP Div.カスタマーサクセスUnit)
編集者
Nint Blog 編集長 加藤 洋平(Kato Yohei, ERP Div.カスタマーサクセスUnit)


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