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国内3大ECモールのデジタルカメラ市場規模は、昨年比131%で急速に拡大!



Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの3モールにおいて、Nint推計データ(2022年11月時点)より、2022年8~10月のデジタルカメラジャンルは外出規制緩和の追い風や半導体不足の解消を受け拡大トレンドとなっております。
当該時期の市場規模は2021年8〜10月と比較して131%へ成長となり、市場が急速に拡大しています。
今後の売上規模は、推計値を元にした当社のAI分析を踏まえると、3モールにおいて当該ジャンルは、上昇傾向との結果となりました。



また、同時期の平均単価は56,036円で、前年同期比で122%へ成長なり、半導体不足などによる値上げの影響を受けて、平均単価が上昇しております。
平均単価については、推計値を元にした当社のAI分析を踏まえると、3モールにおいて当該ジャンルは、高止まりとの結果となりました。


Amazonの当該ジャンルでは、デジタル一眼レフカメラに強いメーカーA社が昨年までは1位を独走しておりましたが、今年に入りミラーレス一眼に強いB社が躍進し、月次で1位が入れ替わっております。
楽天市場では昨年からA社とB社の首位争いが続いておりますが、B社では慢性的な半導体不足によりショップでの欠品が顕在化しておりましたが、今年の6月以降は徐々に解消し、売上が大きく拡大する月が見られ、回復傾向です。
近年スマートフォンの台頭により逆風が続いていたデジタルカメラ市場ですが、ECにおいては拡大の予兆が見られました。今回の追い風を活かして再びデジタルカメラの価値を訴求できるのか注目です。


作成者
加藤 洋平(Kato Yohei, ERP Div.カスタマーサクセスUnit)
編集者
Nint Blog 編集長 加藤 洋平(Kato Yohei, ERP Div.カスタマーサクセスUnit)


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