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ECモールのお風呂用品市場規模は、106%で堅調に拡大!




トピックス
・高単価の商品が好調で売上が堅調に拡大

・特に楽天市場が好調

・シャワーヘッドが特に人気


Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの3モールにおいて、Nint推計データ(2023年1月時点)より、2022年10月~12月のお風呂用品ジャンルは高価格帯商品が売り上げを牽引し拡大トレンドが継続しています。


当該時期の市場規模は2021年10月~12月と比較して106%成長となり、市場が堅調に拡大となっています。
今後の売上規模について、推計値を元にした当社のAI分析を踏まえると、3大ECモールにおいて当該ジャンルは上昇傾向との結果となりました。




また、同時期の平均単価は3,161円と前年同期比で129%と、シャワーヘッドを中心とした高価格帯商品の売り上げ拡大という理由もあり、平均単価が上昇しています。
平均単価については、推計値を元にした当社のAI分析を踏まえると、3大ECモールにおいて当該ジャンルは、上昇傾向との結果となりました。


当該ジャンルでは、高価格帯のシャワーヘッドを展開しているA社が、前年同時期比でバス用品のサブジャンルで2桁台のプラス成長をしており、その傾向は加速しつつあります。
A社は2021年10月〜12月はメーカーシェア3位でしたが、2022年10月〜12月ではメーカーシェア1位になっております。

各モールを観察すると、楽天市場では各メーカー好調に推移しておりますが、Yahoo!ショッピングとAmazonでは一部メーカーを除き苦戦を強いられております。

10月〜12月の好調メーカーを見てみますと、高価格帯中心の品揃えになっていることが見受けられ、クリスマスギフトの需要が終了した今後の新生活商戦を勝ち抜くために各メーカーがどのように仕掛けるのか注目です。


作成者
丸尾 拓也(Maruo Takuya, SMB Div.カスタマーサクセスUnit)
編集者
Nint Blog 編集長 加藤洋平(Kato Yohei, ERP Div.カスタマーサクセスUnit)


詳細はNint ECommerceで確認できます。
なお、Nintにおけるランキングを各社でご活用いただくことが可能です。詳細は弊社まで。






◆Nint ECommerceについて
Nint ECommerceは、大手ECモール(楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon)の公開データを独自技術で集計し、商品カテゴリ別の流通額やメーカー別シェア、モールに出店する企業の商品毎の売れ筋商品や広告施策の動向分析といった市場動向データを提供することで、EC運営の意思決定をサポートします。
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