根拠のない議論からの脱却とデータによる確信の一歩

株式会社ケルヒャージャパン

営業本部オンラインチャネル営業部部長 勝沼 実さま

株式会社ケルヒャージャパンについて

高圧洗浄機が主力製品でクリーニングに特化したプロフェッショナル機器と消費者向けに最適化した製品を販売している会社になります。

詳しくは、こちらのホームページからご確認をお願いします。
・株式会社ケルヒャージャパンの公式サイト (https://www.kaercher.com/jp/

導入前は、感覚的な話し合いで、意思決定に自信を持てなかった

── NintECの導入前の課題を教えてください。

導入前の一番の課題は、楽天・Yahoo・Amazonの各モールそれぞれで自社のシェアがどれくらいか全く分からないことでした。 特に楽天やYahooだと我々の製品を取引している法人様もショップを出しているため、自社ショップの売り上げが伸びているとしてもブランド全体として伸びているのかも分かりませんでした。

また導入前は、自社の公式ショップのレビュー数、検索での表示位置、他の競合製品の価格などの目視で確認できる情報をもとに競合に取られちゃってるんじゃないの?いやそんなことはないんじゃないの?みたいな、全く数字に基づかない感覚で話しているだけでした。
結果、そこから導き出される施策の意思決定もあまり自信がない感じで手探りでやっていました。

特に楽天やAmazonに広告を出してどれだけ効果があったのかを判断するときが一番悩みました。広告が確かに配信されて、クリックも押されているけどもあまり自社ショップが伸びてないという時に、他の販売店さんの売ってるショップに取られたのではないか?いやいやそんなことはないんじゃないか?みたいなことがよくありました。

商品単位まで売上を把握し、数値に基づいた議論ができる

── NintECをどのような用途で利用していますか?

Nintの良いところは全体的なマーケットサイズを把握できるのはもちろんなんですが、売上データを商品単位までブレイクダウンして見ることができるのがいいですね。

メーカーであれば、自社が新商品を出した、競合が新商品を出してきた、価格を大きく変えて勝負してきたなどのシーンがあるんですが、それらがどれくらい売上に影響があったのかがNintのデータで明確に分かるんですよね。

弊社で最近起こった事例なんですが、ある自社製品に似た競合製品が出てきたことがありまして、 社内でもちょっとまずいんじゃないか?いやいや大丈夫なんじゃないか?慌てることはないじゃないか?のような数字に基づかない議論をしていました。

Nintのデータを見ることで、競合はあれだけバナー広告とかサーチ広告など販促をおこなっていたが、売り上げはこれくらいか、弊社が販促を行ったときと比べるとこれくらいなのかなどの分析ができるようになりました。 我々はこういうアクションをすべきだということが数字に基づいて商品単位で語ることができ、ビジネスの状況判断も明確になり、施策の意思決定にも自信を持てるようになったところが一番大きいと思います。

意思決定のスピード向上と自信を持った計画立案が可能に

── 導入した成果を感じるポイントを教えてください。

Nintを導入した結果、売上の結果が分かるようになり、打つべき手がすごくはっきりしたことで意思決定のスピードが向上しました。

導入以前でも楽天・Yahoo・Amazonの各モールでの自社の売り上げは分かっていたんですが、そもそもマーケットのポテンシャルとしてどれくらいあるのかが全く分からなかったんですよね。

Nintのデータを導入することではっきりと各モールごとのポテンシャルを把握し、明確に優先順位をつけられるようになったことが大きく変わった点だなと思います。

また、年度ごとに販売計画を立てる必要があるのですが、Nintのデータがあることで各モールごとのポテンシャルを把握できることに加えて、ベンチマークとしてどんな競合を徹底的に調べて勝ちにいかなくてはいけないのかも分かります。 そのため、 去年に立てた計画よりは、Nintを活用する今年度の計画は相当自信の持てるものを立てられるのかなと思っています。

データ提供だけでは終わらない、充実したカスタマーサクセス

── NintECのご利用について満足度を教えてください。

95点ぐらいかなと思います。
非常に精度高く細かい部分が分かるというところと、あとはNintのカスタマーサクセスのサポートが非常に優れていると思っています。他の会社さんでよくあるのはデータのアクセス権を与えたのであとはご自由にご覧くださいで終わる場合もあるんですよね。

Nintのカスタマーサクセスの方が、私以外のチームメンバーが、必要な時にデータを集計できるようなやり方やツールの作成まで伴走支援していただいたおかげで非常にデータが使いやすくなり、チームメンバーもすごくNintのデータに興味をもって見るようになりました。
弊社の他の部署もぜひNintのデータを見たいということでみんなで活用しているというような状況になっています。

また、Nintのカスタマーサクセスの方に質問すると非常にタイムリーにお答えいただけるので、チーム全体でNintのデータを活用していく習慣ができ始めているというところがすごく良いと思います。

データをもとにした意思決定はこれからのスタンダード

── NintECはどのような会社におすすめでしょうか?

Eコマースでビジネスをしている会社は全てじゃないですかね笑
Eコマースで ビジネスをしていくのであれば売上の傾向や自社のポジションはどうなっているのか?売上が上下した原因は自社のどの製品あるいはどの競合製品になるのか?市場全体は伸びているのか?などを確認するとなるとやっぱりマストなサービスだと思います。 楽天・Yahoo・Amazonというマーケットプレイスが重要ではないというメーカーはいないと思うので、Nintのようなデータを見て意思決定をすることはこれからのスタンダードなんじゃないかなと考えています。

店舗とEコマースの融合に対応していく

── ECマーケットはこれから成長すると思いますか?

それはもちろんです。ECの比率が高まってきてないようなカテゴリーはないと思っており、弊社の製品に関していうと特にECと相性の良いカテゴリーの一つだと考えています。

我々に限らず、店舗とEコマースの融合はすでに起こっていますが、これから店舗はより接客の質や店舗でしかできないことに特化していくと思うんですよね。

消費者目線でも、店舗でしっかりと接客を受けても、価格をネットで見て、購入もネットでおこなうという人が増えていくんじゃないかなと。

よって、Nintのようなデータを活用して大きなマーケットプレイスでの自社の動きを把握することはこれからマストになるんじゃないかなと思います。

各モールごとのデータを把握した上で適切な打ち手を考える

── オンライン市場のデータをみる際に大事にしているポイントを教えてください。

オンライン市場のデータを見ていく上で私が大事だと思うのは例えば、「オンライン市場」という大きな括りだけでデータを把握し、アクションをしないようにしています。

オンラインといってもいわゆるマーケットプレイスもあれば、メーカーや小売の自社ECサイトもあるため、どこのデータを使って「オンライン市場」なのかを定義しないと適切な打ち手ができないと思います。

我々は楽天・Yahoo・Amazonの各モールごとに戦略を持って、売上を伸ばして行こうとしているんですが、どのモールが上手くいって、上手くいっていないのか、そもそも各モールの市場は拡大しているのか、自社のシェアはどうなのかというところまで把握できないと、意思決定が難しいです。

楽天・Yahoo・Amazoの各モールで状況や勝ち方も違うのでNintのようなデータをしっかり把握および活用した上で適切な打ち手を考えるということはすごく重要だなと思います。

データをもとに綺麗な戦略を描き、PDCAを回していきたい

── 今後NintECを活用して取り組みたいことを教えてください。

今後もオンラインチャネルで売上を伸ばしていき、ユーザーに弊社製品を選んでもらえるような環境にしたいと考えています。

我々が世界で販売している製品についてオンライン上でより売れるようにするために、データをもとに綺麗な戦略をちゃんと描いてそれを実行し、PDCAを回していくということを一番したいです。

また、今はまだ手つけれてないんですが、楽天・Yahoo・Amazonの3モールでシェアの目標をちゃんと持ちたいと考えています。売り上げ目標も当然ありますが、各モールごとのシェアの目標を持つことで、売上増の要因が明確になります。

市場のシェアが伸びなければ売上が伸びても競合に負けてしまうことになるのでシェアの目標をしっかり立てて、PDCAを回して確実にシェアを成長させるということに取り組みたいと思います。

各社の広告・販促戦略を反映する売上や単価の動きの詳細はNint ECommerceで確認できます。
なお、Nintにおけるランキングを各社でご活用いただくことが可能です。詳細は弊社まで。
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