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【25年11月〜26年1月】テレビゲーム市場レポート|新型ハードウェアで大幅活性化

#市場規模 #マーケティング #販促ノウハウ #ECデータ

2025年11月から2026年1月にかけてのホビー市場は、販売数量が前年同期を下回ったものの、平均単価の大幅な上昇が寄与し、市場全体の売上規模は前年を大きく上回る結果となりました。本レポートでは、大手ECサイトにおけるNint ECommerceのデータをもとに、最新の市場動向を解説します。


※本記事は大手ECサイトにおけるNint ECommerceデータを元に執筆しています。

テレビゲームの市場規模

2025年11月〜2026年1月のテレビゲームジャンル全体の市場規模は以下の通りです。

  • 売上高: 約172億7,245万円(前年同期比 +55.7%)
  • 販売数量: 約130万8,260個(前年同期比 +18.3%)
  • 平均単価: 約13,203円(前年同期比 +31.6%)

市場全体として売上高が約5割増という驚異的な成長を記録しました。販売数量も約18%増加していますが、それ以上に平均単価が約32%と大幅に上昇していることが特徴です。これは、単価の高い最新型ゲーム機の普及が進んだことに加え、それに伴う周辺機器や新作ソフトの同時購入が活発化したことが主な要因と考えられます。

テレビゲーム市場のカテゴリ別売上構成比とトレンド

本章ではカテゴリ別の売上構成を比較し、トレンドを読み解きます。

カテゴリ別売上構成比(上位カテゴリ)

  • 1位:最新型家庭用ゲーム機

売上構成比:約55.0%(前年同期比 +55.0ポイント)

  • 2位:現行家庭用ゲーム機

売上構成比:約22.8%(前年同期比 ▲29.7ポイント)

  • 3位:据置型高機能ゲーム機

売上構成比:約16.5%(前年同期比 ▲18.2ポイント)

  • 4位:海外ブランド据置型ゲーム機

売上構成比:約1.8%(前年同期比 ▲2.5ポイント)

  • 5位:周辺機器・アクセサリ

売上構成比:約1.2%(前年同期比 ▲0.3ポイント)

製品開発のトレンド

市場の過半数を占める「最新型ゲーム機」カテゴリが圧倒的な存在感を示しており、ハードウェアの世代交代が急速に進んでいます。これに伴い、従来の普及型モデルはシェアを落としているものの、依然として一定の需要を維持しています。

 また、高性能な据え置き型機においても、没入感を高めるグラフィック性能や高速ロードなどの技術面での進化が継続しており、高単価帯ながら安定した支持を得ています。ソフトウェア面では、ハードの性能を最大限に引き出す大型タイトルの発売が市場を刺激する重要な要素となっています。

テレビゲーム市場の価格帯別販売構成と販売戦略

ここでは市場全体を価格帯別データに分けて整理し、販売戦略を考察します。

価格帯別の販売構成について

低価格帯(8,100円未満)

売上構成比:約23.6%

主にゲームソフトウェア単体や、コントローラーなどの周辺機器、安価な中古品などが含まれます。数量ベースでは大きな割合を占めます。

中価格帯(8,100円以上〜32,400円未満)

売上構成比:約10.4%

限定版ソフト、周辺機器のセット、あるいは一部の携帯型ハードウェアが該当します。特定のファン層に向けた付加価値製品が中心です。

高価格帯(32,400円以上)

売上構成比:約66.0%

最新のゲーム機本体や高機能なハードウェア、豪華な同梱版セットなどが含まれます。現在の市場売上の3分の2を支える最重要セグメントです。

価格帯別の販売戦略について

低価格帯

新作ソフトの予約特典やポイント付与、周辺機器の合わせ買い推奨などの施策が有効です。消耗品的な側面もあるため、リピート購入や関連商品のクロスセルが鍵となります。

中価格帯

限定モデルや特定の機能に特化した製品が多く、コアユーザー向けの訴求が重要です。製品の詳細な仕様や、使用することで得られる特別な体験を強調したコンテンツ制作が求められます。

高価格帯

高額商品であるため、配送の安心感や長期保証の有無、正規品であることの証明が購入の決め手となります。ユーザーレビューによる信頼構築や、在庫の安定供給をアピールすることが不可欠です。

(参考)ジャンル別価格分布

Nint ECommerceを使った価格帯別売上規模推移
市場の見える化を実現するツール「Nint ECommerce」でTOPメーカーの価格別売上構成比を見ると以下のように確認できます。
※ご契約プランによって確認可能

横軸:価格帯で分けており、太さが構成比
縦軸:該当価格帯におけるメーカーシェア率
出典:Nint ECommerce

展望予測とテレビゲーム市場を読み解くヒント

本章では展望と市場を読み解くヒントをご紹介します。

今後の展望

短期的には、最新ハードウェアの普及が一巡するまで、高単価・高成長のトレンドが続くと予測されます。中期的には、ハードウェアの普及台数増加に伴い、収益の柱が本体からソフトウェアや有料サービス、周辺機器へと徐々にシフトしていく「プラットフォームの成熟期」に移行するでしょう。今後はハード性能を活かした独自コンテンツの充実が、市場のさらなる拡大を左右すると考えられます。

市場を読み解くヒントは「Nint ECommerce」!

今回のレポートで明らかになったように、テレビゲーム市場はハードウェアの世代交代によって市場構造が劇的に変化します。このような変化の兆しをいち早く捉え、競合状況や消費者の関心の移り変わりを把握するためには、精度の高いデータ分析が欠かせません。

「Nint ECommerce」では、大手ECモールの販売データを詳細に分析し、カテゴリごとの微細なシェア変動や価格トレンドをリアルタイムで可視化できます。

さらに、AIが膨大なデータを分析して要点を整理する「AIインサイトレポート」を利用することで、複雑な市場動向の裏側にある勝機を迅速に見つけ出し、次の一手を確信を持って打つことが可能になります。

また、即戦力のEC人材をお探しの場合は、『EC Talent』にご相談ください。

調査概要

  • 対象期間:2025年11月1日〜2026年1月31日
  • データソース:Nint ECommerce
  • 対象カテゴリ:テレビゲーム

この記事を書いた人

山本 真大(やまもと まさひろ)
株式会社Nint マーケティングDiv ECアナリスト

note:https://note.com/nint_ecommerce

株式会社明治の菓子営業としてキャリアをスタートし、主に店頭での販促施策を担当。その後IT業界・流通業界・他業界のメーカー職を経験し、オフライン市場における、製造・流通に携わる。EC業界の今後に魅力を感じ株式会社Nintへ入社。営業・カスタマーサクセスを経て現在、ECデータアナリストとして、数々のブログや電子書籍の執筆、セミナー登壇に関わる。
セミナー登壇数は20を超え、オフラインの経験とオンラインのデータ分析をもとにした、セミナー内容は参加者からも好評をいただいている。

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