Nintを利用される中で、「商品開発や仕入れの分析精度を上げたい!」と思っている方も多いのではないでしょうか。
商品力UPや適切な仕入れを実施する事は売上や利益の向上に直結する重要項目です。
今回はそんなご要望にお応えする為に、
商品分析の商品比較機能・商品詳細機能の活用事例をご紹介致します!
少しの手間で格段に商品開発、仕入れの精度が向上致しますのでぜひご覧ください。
商品比較機能、商品詳細機能とは?
商品比較機能について
商品ごとに月別の売上推移や日別のランクイン状況が分かります。
こちらは同一グラフで複数商品を比較することが可能です。
詳細機能について
日別にジャンルの階層別ランクイン状況が分かります。
さらに日別の価格・ポイント倍率の変更履歴と広告出稿有無や名前の変更履歴といった
出品時の情報が分かります。
分析機能を使った活用事例
仕入れ商品の比較
同一(または類似)商品が複数のショップで扱われているケースも珍しくありません。
この機能を活用すると売上の変動要因に仮説を立てることで取り扱うべきか、またどのように出品すべきか、といった時間や労力がかかる内容を
精度の高い情報から決定することができます。
例えば各ショップの商品を商品比較機能にご登録いただきます。
検索した商品が表示され、一回比較ボックスに追加してもう一度検索したとしても比較ボックスの履歴は残ります。競合ショップで同じような商品を分析する場合は、かなりいい方法ではないでしょうか。
次に各商品のトレンドを月別売上推移や、日別ランキング推移から確認します。
どのショップの商品も近しい変動をしていれば商品が市場として求められている可能性が高く、同様に取り扱った際に売上は伸ばしやすいかと推測されます。
逆に各商品が別々の変動の仕方をしていた場合、その商品の取り扱いショップがマーケティングを行ったことが影響している可能性があります。
ランキングや施策の分析
各ショップのマーケティングが影響している場合、
出品されている商品の情報を日別に確認することで要因の特定に繋がります。
例えば各階層のランクイン状況の中で変動している日を探します。
特に浅い(第1階層に近い)階層の変動の方がランクインの難易度が高いため、
大きな施策を行った可能性も高くなります。
その日の前後のポイント倍率変更履歴、価格変更履歴、広告出稿有無を確認します。
さらにその際に併せて改名なども実施している場合があるのでそちらも確認します。
↓上記と同じ画面でスクロールダウをすると、下記の価格追跡になります
画像のような状況から今回の商品は価格やポイント倍率、広告出稿が影響して売上が急上昇した可能性が高いと予想されます。
一方でここまで確認した中でも要因が断定できないケースもございます。
その際はペイドメディアへの露出などの外的要因が考えられます。
導入事例紹介
実際に上記の活用方法によりマーチャンダイジングのための調査時間を削減し、
売上を導入前から130%増加させたケースもございます。
今回ご紹介させていただく株式会社エランド様はNint ECommerceを導入されてからマーチャンダイジングの質が大きく変化しました。
■Nint ECommerce導入前
メーカーへのヒアリング、楽天ランキング、Amazonランキング、楽天ECCに情報確認、検索結果、Googleトレンドなどを利用して総合的に市場を分析されておりました。
そのため社内を説得するための定量データの不足や、判断の属人生などが課題だったそうです。
■Nint ECommerce導入後
株式会社エランド様は特に前述した比較機能、詳細機能を活用して定量データをご覧いただいております。
これにより調査精度の向上と調査にかかる時間の短縮に成功、また需要トレンドを読み解き価格や数量を決めたことで高単価・高利益で商品を売り切ることに成功されているそうです。
その結果、Nint ECommerceを含めた様々な要因により売上昨年対比130%を実現されたとのことでした。
株式会社エランド様は今後Nint ECommerceを活用して、現在の型番商品のネット通販の売上に加えて、オリジナル商品の開発に注力されるそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。前述しましたように各商品の変動理由を絞っていくことで、取り扱った際の自ショップでの状況を取り扱い前に想定することが可能です。
ご紹介企業様のように多くのショップ様からローリスク、ハイリターンを実現できると好評の ご活用方法ですので、是非皆様もお試しください!