不良在庫がほぼゼロに。仕入れ精度が3割から9割に向上

株式会社くりま

店舗運営責任者 神里 一誠さま
導入のきっかけ
・仕入れ商品のリサーチ業務に課題を感じていた
・具体的なデータが見れることが導入の決め手に
活用方法
・仕入れ商品のリサーチや仕入れ数量の意思決定に利用
・他店舗の動向を把握し、自社の販促施策やSEO対策に活かす
導入後の効果
・仕入れの精度が3割から9割に向上
・不良在庫がほぼなくなり、在庫の管理コストが30%の削減
・「楽天ショップオブ・ザ・マンス 沖縄都道府県賞」の受賞にも貢献

株式会社くりまについて

株式会社くりまは、通販サイト運営を通じて、沖縄県産の商品を販売している会社です。
楽天市場で運営している「バラエティーストアおきなわ一番」は「楽天ショップオブ・ザ・マンス 沖縄都道府県賞※」を受賞しています。
Nintの導入背景と導入効果について店舗運営責任者の神里様にお伺いしました。
※受賞月は、2022年1月、2023年1月、2023年12月

EC市場は厳しい環境になっている

── 普段の業務内容を教えてください。

店舗運営責任者として商品の仕入れ、販売、販促施策の実行から効果検証まで幅広く担当しています。私が所属する部署は、私も含めて3人で店舗運営に関わる業務を行っております。

── EC市場をどのように捉えていますか?

一言でいうと、なかなか厳しい環境になっています。
物価高騰に加えて、ECモール内の広告出稿費の増大、他店舗との競争激化により、特に仕入れをおこなうショップは利益が出づらい構造になってきていると感じています。

仕入れ商品が売れる確率は3割だった

── Nint導入前にどのような課題がありましたか?

仕入れ商品のリサーチ業務に課題を感じていました。

商品の売上や販売量が分からなかったので、ランキングをもとに判断したり、メーカーさんから提案されたものをそのまま仕入れ、販売していました。
その結果、仕入れた商品が売れる確率は3割程度でした。

具体的なデータが導入の決め手に

── Nint導入の決め手を教えてください

Nintで見れるデータが具体的だったので有益なツールだと感じました。
今までだとランキングしか客観的な指標がなかったのですが、Nintで過去の期間別の売上や販売量が分かるので、商品選定の基準として利用できると確信しました。

またトライアル期間中に、自社の実売データとNintの推計データを比較したところ、そこまで大きな差がなかったこともあり、導入を決めました。
稟議を取るために、上司にもNintのデータを見せたのですが、競合の売上が明確に分かることにも大変驚いてましたね。 無事に稟議が通って、導入することになりました。

「本当に売れている商品なのか?」を判断できる

── Nintをどのように利用されていますか?

主に仕入れ商品のリサーチと仕入れ数量の意思決定に利用しています。

Nintで商品の販売量も分かるので、必要な量を一括で仕入れることにより、仕入れ単価を下げるといった使い方もしています。

他には、販売業務や販促施策にもNintを利用しています。

── 仕入れ業務において具体的な利用方法を教えてください。

最初に売れているカテゴリを把握した後に、商品を見ていくことが多いです。
例えば「沖縄そば」というカテゴリが売れていることが分かった後に、「沖縄そば」で売れている商品を探すイメージです。

ただ、売上や販売量が大きい商品でも他店舗のシェア率が圧倒的に高ければ、勝ち筋があまりないので、自社の参入余地があるのかを考慮して、最終的な仕入れの意思決定をしています。

また、メーカーさんから商品を紹介されることも多いので、「本当に売れている商品なのか?」を判断するときにもNintのデータを役立てています。

── その他の利用用途を教えてください

販売業務では、主に商品の「セット数決め」に利用しています。
例えば、商品を3個セットで売るのか、6個セットで売るのかの判断に迷う場合、Nintで1番売れているセット数を把握するといった使い方をしています。

また、売れ筋商品の情報をもとにそこに注力して商品ページを作成できるので、販売業務におけるリソースの選択と集中にも貢献しています。

また、Nintで他店舗の販促施策の動向や商品の改名履歴も分かるので、自社商品の販促施策やSEO対策にも役立てています。

仕入れの精度が3割から9割に向上

──Nintを導入した成果を教えてください。

仕入れの精度が3割から9割と大きく向上し、仕入れ商品がほぼ売れるようになりました。

加えて、仕入れ精度が向上したことで不良在庫がほぼなくなり、在庫の管理コストが金額として大体30%程度削減できました。

また、Nint導入前は明確な根拠がなかったので、売れそうな商品でも売れないリスクを考慮して、1回あたりの仕入れ数量を減らしていました。

Nint導入後は、商品の販売量や売上が明確に把握できるので、「このくらいの量を仕入れても売れる」という自信につながりました。
その結果、一括発注ができるようになり、仕入れ単価の減少につながっています。

その他、成果を感じたポイントを教えてください。

「楽天ショップオブ・ザ・マンス 沖縄都道府県賞」の受賞にもNintが役立ちました。

取り扱い商品の中に、販売の半年前に仕入れ数量を確定する必要がある商品があるのですが、Nintで過去の販売動向を参考に、大量に仕入れ、販売できたことが大きかったですね。

Nintがない場合は、自信を持った仕入れができないため、少量で仕入れたものを販売することになるので、賞を獲得するほどの売上や販売量にはならなかったと思います。

毎日使う「基盤のツール」に

── Nintを導入した満足度を教えてください。

非常に満足しています。定量的な数値で把握できる点が1番満足してるポイントです。

仕入れ、販売など多岐に渡る業務に組み込まれているので 、毎日使う「基盤のツール」となっています。

── Nintはどのような企業様におすすめでしょうか?

EC事業をおこなっているすべての会社におすすめしたいです。

他社商品を扱うショップはもちろんですが、メーカーが商品開発する時にも利用できると思います。
感覚ではなく、定量的な根拠をもとに意思決定できる点はどの会社も非常に役立つはずです。

── 今後Nintを使って取り組みたいことを教えてください。

現状取り扱いがない、新しいジャンルの商品の販売を行いたいと考えています。

引き続きNintを利用して最適な仕入れをおこなっていきたいです。

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