過剰在庫が適正在庫に。業務削減と売上向上を実現

S&L JAPAN株式会社

川栄 美佳さま
導入のきっかけ
・入会していたEC事業者向け会員サイトの担当者から紹介された
・他社の過去の売上や販売量を把握できる点が導入の決め手に
活用方法
・商品トレンドをもとに、仕入れや商品開発の意思決定に利用
・他社商品の販売量や施策内容を参考に、商品ページの作成や販促施策の立案
導入後の効果
・アナログなリサーチ作業が無くなり、業務削減につながる
・過剰在庫から適正在庫に
・精度の高い分析や施策の実行により、売上向上

S&L JAPAN株式会社について

S&L JAPAN株式会社は、レディースカジュアルファッションを中心にアパレル商材の仕入れ、商品開発、販売をおこなっている企業です。
ECモールは楽天市場、Yahoo!ショッピング、Qoo10、SHOPLISTに出店していて、Nintを主に楽天市場の分析にご利用いただいています。
Nint導入の背景と導入効果について同社の川栄様にお伺いしました。

感覚的な仕入れで在庫が過剰に積み上がっていた

── Nint ECommerce導入前はどのような課題を感じていましたか?

商品の仕入れ業務の中でも、市場や商品リサーチについて人手不足を感じていました。
市場トレンドや商品の分析にかける時間がなかったです。そこでとりあえず商品を大量に仕入れ、販売し、その中からヒット商品を見つけていくような「感覚的な仕入れ」をおこなっていました。結果、在庫が過剰に積みがってしまいました。

また大量に仕入れ、販売することで売上は向上するのですが、売上の柱となるような主力商品が少ないため「どの商品にリソースを投下して販売を伸ばしていくべきか」といった戦略も立てにくい状態でした。

── 当時、リサーチをどのようにおこなっていましたか?

リサーチの手段としては、楽天市場含め、各モールのランキングを一つずつスクショしたり、Excelに入力し、分析していました。
我々のほうで入手できる客観的なデータはランキングしかなかったので毎日行っていました。他の会社さんも同じような作業をしていると聞いていました。

そもそも人手不足の中でこのようなアナログな作業に時間を取られていたため、売上を伸ばすための分析や具体的なアクションにまで手が回りませんでした。

他社の売上や販売量を把握できることが導入の決め手に

── Nintを知ったきっかけを教えてください。

入会していたEC事業者向け会員サイトの担当者から紹介されたのがきっかけです。
リサーチの工数削減や過剰在庫について相談したところ、Nintで解決できそうと教えてもらいました。

他のEC事業者もNintを利用している企業が増えていると聞いたので、まずは話だけでも聞いてみようと思い、Nintに問い合わせしました。

── Nintを知ったときの印象を教えてください。

打ち合わせの場で、営業の方からデータを見せていただいたのですが、競合の売上データが筒抜けだったことにびっくりしました。
自社の売上データも分かるため、「本当に導入しても大丈夫なツールか?」とかなり疑いましたね笑

最終的にはクロールという技術を使った推計データであることや実際にNintを紹介してくれた方も問題なく利用していることから、信用できると考えました。

── Nintを導入した決め手を教えてください。

他社商品の売上が過去の期間も含めて見れることはすごく良いと思いました
商品を仕入れる際に、特定の時期に売れていたことが分かれば、その時期に合わせて事前に発注や販売の準備が進められます。

特に弊社はアパレル商品ということで季節商材も扱っていることもあり、時期ごとのデータは重要です。
楽天市場のトップページだと、過去のランキングデータは見れないため他社で売れていた商品を遡って見ることができる点が、一番の導入の決め手でした

他の良かった点としては、「他社がどういう広告を出しているのか?」「どのタイミングでどのような価格設定をしているのか?」といった他社の施策も簡単に把握し、参考にできるところが大変気に入りました。

競合他社の情報をもとに意思決定ができる

── 仕入れや商品開発においてどのように利用していますか?

仕入れや商品開発の拠点が海外にあるのですが、Nintのデータをもとに日本のスタッフから、仕入れや商品開発の要望を出しています。

日本で売れている商品の感覚はなかなか海外のチームに伝わりづらいのですが、Nintのデータで売れている商品が定量的に分かるため、根拠をもって海外のスタッフに提案しやすいです。

── ECショップの運営においてどのように利用していますか?

主に他社施策の分析に利用しています。
Nintのデータを見ることで競合他社の販売商品やイベントに合わせた価格変更、広告施策の有無、広告掲載期間、商品の改名履歴などが分かります。
また、他社で売れている商品も一目瞭然なので、商品ページの構成やクーポンの配置位置などを参考にして、自社の商品ページ作成や販促施策に活かしています。

データをもとに意思決定することで施策の精度も向上するため、商品が全然売れなかったり、広告に大きな予算をかけたが、赤字になってしまうといったリスクを抑えることができると考えています。

課題だったリサーチの工数削減と適正在庫につながる

── 導入後、リサーチの工数はどのように変化しましたか?

Nint導入前は、各モールのランキングを毎日スクショしたり、Excelに入力をおこなった上で商品分析をしていました。時間としては、1日あたり30分から40分、週に直すと3時間から4時間程度かかっていました。

Nint導入後、その作業自体が無くなったので、かなりの工数削減につながりました。ランキングをいちいちスクショする時代にはもう戻れないです笑

また、浮いた時間を競合分析や販促施策など売上を伸ばす業務に割くことができて本当に良かったです。

── 仕入れや商品開発におけるNint ECommerceの導入効果を教えてください。

他社の売上や販売量が分かるので、仕入れや商品開発において予算が非常に立てやすいです。
例えば、ランキング1位の店舗と同じような商品を仕入れたり、商品開発をしようとした場合、Nintを見れば、必要な販売量と価格が分かります。
また、販売量から逆算すれば、広告費や物流費、仕入れ数量、製作ロット数などを考察できます。
仕入れや商品開発を実際に行う前に、「過剰在庫にならないのか?」「採算が取れるのか?」「自社で本当に実現可能か?」を試算した上で意思決定をできる点が役立っています。

もう1つの課題だった過剰在庫もNint導入後は、精度高く仕入れや商品開発を行えるようになったのでほぼ無くなりました適正在庫が続くことでコストが減るので、会社の利益拡大にもつながりました

施策の精度が高まり、売上向上につながった。

── ECショップの運営におけるNint ECommerceの導入効果を教えてください。

他社で売れている商品や施策を参考にして、商品のサイズやカラーなどのバリエーション展開を増やす施策をおこなっています。

具体的な売上は言えないのですが、バリエーション展開を増やす施策を行ったことで、ヒット商品が生まれ、会社全体として売上が伸びています。

売上が伸びている要因はNintのデータだけではないのですが、Nintで他社の売上や販売量、売れ筋商品、施策が簡単に分かるため、自社で行う施策の精度が向上しました。
現在EC市場の競争環境は激化していることもあり、競合他社の動向を把握できるNintの利用は、業務において必須だと考えています。

カスタマーサクセスのサポートも評価

── Nint ECommerceの機能以外に評価しているポイントはありますか?

機能以外だとカスタマーサクセスからのサポートを評価しております。
担当の方が偶然にもアパレル業界出身だったこともあり、定量的なデータとECの知見をもとに具体的にアドバイスをいただけたことが心強かったです。

ツールだけ契約して後は好きにしてというのではなく、Nint導入後の成果まで一緒に考えてくれるので大変助かっています。

── 今後Nint ECommerceを使って取り組みたいことを教えてください

まだまだ使い切れていない部分もあると考えており、しっかり利用して売上を伸ばしていきたいです。
今後別ジャンルの参入も検討中であり、本格的に参入する場合は、Nintのデータをもとに最適な意思決定をしたいと考えています。

ECモールの市場トレンド・ショップ売上・売れ筋商品はNint ECommerceで確認可能です。
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