Nintのデータが商品開発の起点に。市場調査の時間は約4分の1に短縮

ハイガー株式会社

従業員数: 100人未満

商品開発部 販促課 田村さま

ハイガー株式会社について

ハイガー株式会社は、農業機械や産業機械をはじめとする自社製品の開発・販売を行う企業です。
2009年の設立後、3大ECモールすべてに出店。
除雪機部門ではランキング上位を独占するなど拡大を続けています。

2018年に「Nint ECommerce」(以下、Nint)を導入され、多目的でご利用中です。
今回は、導入の背景や導入後の変化、活用してよかった点などを商品開発部の田村さまにお伺いしました。

企画から販売まで一気通貫で展開するD2C企業

弊社はD2Cメーカーとして企画から開発、販売まで手掛けており、除雪機や芝刈機、トレーニングバイク、かき氷機など、幅広い商材を取り扱っているのが特徴です。

商品開発部では、新商品の企画と開発、市場調査、競合調査、新商品の動作確認、取扱説明書の作成などを中心に行っています。また提携工場とやりとりしながら商品の改善を図っていくことも重要な業務です。

その中で、私は商品開発におけるディレクションを担当し、発売までのスケジュール管理やタスク管理をメインに行っています。それに並行して、市場調査や競合調査をすることも多いです。

「勘と経験」に頼った商品開発を脱却すべく、Nintを導入

弊社がNintを導入するまでは、ECデータ分析ツールを活用しておらず、「売れるか?売れないか?」を判断する情報がほとんどありませんでした。
そのため、商品開発は「勘と経験」に頼っていたという状況でした。

そんな中、商品開発部としては「自信を持って商品をお客様に提供したい」という想いから、「市場やお客様のニーズを正確に把握したい」という意見が上がりました。

そこから、ECモールの市場動向データがわかるツールを探し始め、出会ったのがNintです。
導入の決め手となったのは、「欲しい情報を簡単に得られる」ということ。
UIも使いやすそうで、「これなら商品化がスムーズに進むはず」と考えました。

商品開発や発注時など、多様な意思決定に活用

現在、Nintは商品開発部と販促課で活用中です。
商品開発部では、市場調査や競合調査を中心に活用しています。

特によく使う機能が「業種分析」です。
「ジャンル情勢」で市場トレンドを分析できるうえ、人気ショップと商品がランキング形式で表示されるので、新商品の販売を検討する際の参考データとして役立っています。

たとえば、2023年に発売した「ロボット芝刈機 カルンシリーズ」は、Nintで芝刈機市場をリサーチすることからスタートしました。
おかげさまで売れ行きが好調で、多くのお客様からご好評いただいています。

また、発売日や販売目標を決めるときは、業界分析が非常に参考になります。
加えて定量的な根拠をもとに数字を出せるので、販売戦略の検討にも役立っています。

弊社が取り扱う除雪機やかき氷機といった季節商品は、発売のタイミングがとても重要です。
旬を逃さず、最適な発売時期を見極めるためにも、Nintのデータは欠かせない存在となっています。

一方、販促課は「ショップ分析」と「商品分析」を中心に活用しています。
競合の売れ筋商品をチェックしたり、売上トレンドから市場規模を把握したりと、幅広い用途で利用中です。

さらに競合の価格変動をもとに価格変更を検討したり、商品名の変更履歴をもとに販売戦略を立てたりと、「販売戦略の検討に役立つ」という声が届いています。

裏付けデータがあることで、提案の説得力が大幅にアップ

商品企画時に「前向きな提案ができるようになった」という点も、Nintを導入した大きなメリットに感じます。
以前は「本当に需要があるのかな…」と一抹の不安がよぎっていましたが、今では「市場規模や競合の販売状況から、売れる見込みが高い」などと、自信を持って提案できます。
裏付けデータがあることで、開発スピードは格段に速くなりました。

また市場調査や競合調査にかける時間が減ったのもうれしい効果です。
以前、競合の動向をリサーチする際は、ECモールを2時間くらい回遊し、何ページもチェックしていました。それが今では、「業種分析」機能で欲しい情報まとめて見ることができるため、速やかに判断できます。
業務効率は確実に上がりましたね。

さらにNintは会議中にも活躍しています。
上司に「このジャンルの市場規模はどれくらい?」「競合はどこ?」と聞かれたときには、その場でNintのデータをチェックし、情報を共有しています。
会議がスムーズに進むようになったのも大きな収穫です。

「Nint AI(β版)」をフル活用中

Nintを活用して良いと感じるポイントの一つが、「アップデートがユーザー側の目線に立っている」ということです。

なかでも、2025年にリリースされた「Nint AI(β版)」はテキストで質問を入力するだけで、AIがすぐ答えてくれるので本当に便利です。

電動工具など、商品が何のジャンルに属しているのかわからないときに「〇〇はどのジャンル?」と質問しています。弊社の商品はニッチなものが多いので、いつも助けられていますね。
今はβ版ですが、ずっと続いてほしい機能です。

ユーザーに寄り添うきめ細かなサポートもNintの魅力

Nintを導入して7年近くになりますが、効果的にデータを分析できているのは、カスタマーサクセス担当者様の存在が大きいです。

私は前職で市場調査の経験はあったものの、ひたすらネットを検索するぐらいで、分析ツールを使うのは今回が初めてです。
なのでNintを使いこなせるのか少々不安でしたが、担当者様が親身にサポートしてくださるおかげで、スムーズに活用できています。

こちらの質問には丁寧にアドバイスしていただけるうえ、「何かお困り事はないですか?」「便利な新機能ができましたよ」などと声を掛けてくださるので、非常に心強いです。
想像つかないような使い方を教わることも多く、「こんなこともできるんだ!」と目から鱗が落ちたことは数えきれませんね。

お客様に選ばれる企業を目指し続ける

弊社では、お客様に喜んでいただけることが一番大事だと考えています。
今後もお客様の生活を豊かにするための商品をより多く販売できるよう、Nintのデータを活用しながら商品の開発・販売戦略を立ててより選ばれる企業を目指します。

また、Nintには実用的な機能がたくさんあるものの、まだまだ活用しきれていない部分もあります。
カスタマーサクセス担当者様の助けを借りながら、インプットとアウトプットを繰り返していきたいですね。

ハイガー株式会社の田村さまにお話を伺いました。
本日はありがとうございました。

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