国内3大ECモールの照明機器市場規模は、昨年比117%で堅調に拡大!




トピックス
・高価格商品が好調だったことにより平均単価が上昇

・Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの全モールで売上が好調に推移

・メーカーA社が3モールとも独走


Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの3モールにおいて、Nint推計データ(2023年3月時点)より、2022年12月~2023年2月の照明機器ジャンルは新生活需要の追い風を受けて拡大トレンドが継続しています。

当該時期の市場規模は2021年12月〜2022年2月と比較して117%へ成長となり、市場が堅調に拡大となっています。今後の売上規模は、推計値を元にした当社のAI分析を踏まえると、3モールにおいて当該ジャンルは、高止まり傾向との結果となりました。




また、同時期の平均単価は3,890円と前年同時期比で131%と高単価商品が好調だったことにより、平均単価の上昇が受け入れられています。平均単価については、推計値を元にした当社のAI分析を踏まえると、3モールにおいて当該ジャンルは、高止まり傾向との結果となりました。

当該ジャンルでは、家電大手のメーカーA社が3モール共にトップシェアとなっております。また前年同時期比で大幅成長を継続しており、その傾向は加速しております。特にメーカーA社の直管蛍光灯ジャンルは、家電ジャンル全体の単価上昇928円の内、33円の単価上昇に貢献しており、単価の高いサブジャンルの売上構成比が増えていることから、全体の価格上昇に貢献しています。その背景には新生活需要を背景にした商品の売上が伸長したことが貢献したと言えそうです。

各モールを観察すると、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングともに売上は好調に推移しております。

楽天市場では上位5社中4社が前年同時期比でプラス成長が継続しており、特にデザイン性のあるペンダントライトを取り扱っているBメーカーが売上を伸長させております。生活様式の変化に合わせたモノ作りを行っていることが好調の要因と言えそうです。また高単価商品を取り扱っているメーカーが好調に推移していることも特徴です。


作成者
中村 里佳子(Nakamura Rikako, ERP Div.セールスUnit)
編集者
Nint Blog 編集長 加藤 洋平(Kato Yohei, ERP Div.カスタマーサクセスUnit)


各社の広告・販促戦略を反映する売上や単価の動きの詳細はNint ECommerceで確認できます。
なお、Nintにおけるランキングを各社でご活用いただくことが可能です。詳細は弊社まで。
無料トライアルのお申し込みもこちらから!





Nintのメルマガ配信がスタートしました!
NintのブログやYoutube、セミナーなど、Nintから発信するECモール市場の情報をいち早く、メールでまとめて受け取ることができます。配信は隔週で1度の予定です。
ご登録はこちら!




◆Nint ECommerceについて
Nint ECommerceは、大手ECモール(楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon)の公開データを独自技術で集計し、商品カテゴリ別の流通額やメーカー別シェア、モールに出店する企業の商品毎の売れ筋商品や広告施策の動向分析といった市場動向データを提供するデータ分析ツールです。Nint ECommerceは貴社のEC運営の意思決定をサポートします。
詳しくは、サービスHPをご覧ください。


◆株式会社Nintについて
株式会社Nintは、日本の大手ECモールのデータ分析サービスのNint ECommerceを提供する他、中国の大手ECモールのデータ分析サービスのNint Chinaも提供します。長年培った独自のデータ収集と分析手法で、日本と中国のEC市場に関わる企業様のビジネスをサポートします。
詳しくは、会社HPをご覧ください。