国内3大ECモールのレディースファッション トップス市場規模は、昨年比187%で急速に拡大!



Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの3モールにおいて、Nint推計データ(2023年1月時点)より、2022年10月~12月のレディースファッション トップスジャンルはベストの当たり年という需要の追い風を受けて拡大トレンドとなっております。当該時期の市場規模は2021年10〜12月と比較して187%となり、市場が急速に拡大しています。


今後の売上規模について、推計値を元にした当社のAI分析を踏まえると、3大ECモールにおいて当該ジャンルは、上昇傾向との結果となりました。




また、同時期の平均単価は4,842円と前年同期比で119%なっており、高機能高単価ベストの伸長もあり平均単価の上昇が受け入れられています。
平均単価については、推計値を元にした当社のAI分析を踏まえると、3モールにおいて当該ジャンルは、今後も上昇傾向との結果となりました。


当該ジャンルでは、レディースD2CブランドのA社が、前年同時期比で1,890%と大幅に伸長しております。ベスト・ジレのサブジャンルで大幅なプラス成長を継続しており、その傾向は加速しつつあります。

各モールで観察すると、楽天市場ではベスト・ジレジャンル全体の上位20ショップ全てが、前年同時期比を大幅に成長させております。また、前年と比較すると首位のセレクトショップB社は前年11からの大幅ステップアップとなりました。

Yahoo!ショッピングでは前年10位のレディースD2Cブランドを展開するA社が上述の通り、前年同時期比1,890%と全体を大きくけん引しております。一方で前年1位のスポーツウェア・ブランドとして確固たる地位を築く、ユニセックスのカジュアルウェアを展開しているC社は10位まで転落しており、上位20ショップ中唯一前年割れとなりました。

AmazonではYahoo!ショッピングでも不調のC社が前年の首位から17位まで転落しており、上位20ショップ中唯一前年割れとなりました。その中でもスポーツアパレルメーカーのD社は前年同時期比731%と大きく伸長し首位となりました。


作成者
小西 雅之(Konishi Masayuki, SMB Div.カスタマーサクセスUnit)
編集者
Nint Blog 編集長 加藤 洋平(Kato Yohei, ERP Div.カスタマーサクセスUnit)


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