密にならないレジャーで人気!ECモールの2020年釣り用品ジャンルは前年比約130%!!

レジャー人気!釣り用品ジャンル
2020年ECモールの釣り関連ジャンルは、コロナ禍で密にならないレジャーとして注目を集めているため昨対比で約130%の伸びを記録しました。
今年になって「空前の釣りブーム」という言葉が随所で聞かれるようになった。2019年の釣り人口は前年より50万人増えて670万人(レジャー白書)。さらに2020年の釣用品国内出荷金額は前年比106.7%のプラス成長(日本釣用品工業会)となっている。

※引用:2021年6月Yahoo!ニュース「空前の釣りブーム インスタ「#釣りガール」投稿は42万件超
密にならないレジャーとして楽しまれている釣りレジャー。今回はECモールのフィッシング関連ジャンルでどんなものが売れているか、販売傾向を探りたいと思います。 【目次】
▼ECモールの釣り用品関連ジャンル・カテゴリーは2020年の昨対比で約130%の伸び
▼釣り用品は春から秋が好調
▼釣り用品が春から秋に売れる理由は気温と魚種
▼女性への釣り人気沸騰!男性向け趣味のイメージから、誰でもできるレジャーへ!
▼2021年(8月まで)売上ランキングでは釣り竿やリールではなく、周辺グッズが売れ筋
 └ 釣り関連ジャンル・カテゴリー2021年(8月まで)売上ランキング
 └ 楽天市場 釣り関連ジャンルの売上構成比
 └ Yahoo!ショッピング 釣り関連ジャンルの売上構成比
 └ Amazon 釣り関連カテゴリーの売上構成比
▼まとめ

ECモールの釣り用品関連ジャンル・カテゴリーは2020年昨対比で約130%の伸び

年次2016年〜2021年8月までのグラフ
上記のグラフは年次で2016年〜2021年8月までの楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazonの釣り関連ジャンルの売上を合算したものですが、2019年は400億円台だった売上が2020年には500億円台に成長し、約130億円増の規模拡大となっています。日本釣用品工業会では2020年の売上は昨対比で106%程度となっていたとのことですが、ECの釣り関連ジャンルは大きく伸長しています。ネットショップを使えば店舗に行かなくても釣り用品が購入できるため、コロナ禍で購入ユーザーが増えたと考えられます。 年単位での売上推移を見ていましたが、次に月単位でどの期間に釣り用品が売れているのか見てみましょう。

釣り用品は春から秋が好調

年々売上が伸びている釣り関連ジャンルですが、購買の動きが活発なのは、春から秋と言えます。
月次2019年〜2021年8月までのグラフ
上記グラフは月次での2019年〜2021年8月までの楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazonの釣り関連ジャンルの売上の合算です。
春から売上が上がり始め、秋からは少し下降するような動きになります。12月は歳末セール等があり、12月だけ売上が伸びていることもありますが、それ以外の月では、基本的に下降傾向です。

釣り用品が春から秋に売れる理由は気温と魚種

  • 冬は海釣りでは旬となる魚種があるが、川や湖では、冬は禁漁となる魚種が多い
  • 海の上や川・湖も冬は寒い
  • 暖かく出かけやすい春・秋にファミリーでの釣りシーンが想定される
  • 子供の夏休みの7月、8月にファミリーでの釣りシーンが想定される
上記の理由で春から秋が釣り用品の最盛期になると考えられます。 このように春から秋が最盛期になる釣りですが、コロナ禍をきっかけに女性への人気が高まっていることも注目されています。

女性への釣り人気沸騰!男性向け趣味のイメージから、誰でもできるレジャーへ!

ここ10年程度で定着した「釣りガール」や、大手釣り用品ブランドが釣りをもっとカジュアルに楽しめるようにブランドをリニューアルするなど、男性向けの趣味のイメージが強かった釣りですが、近年女性やファミリーでも始めやすいようなイメージ作りや商品開発が進んでいます。
釣りブームに一役買っているのが、釣りガールと呼ばれる女性たちの存在。インスタグラムで「#釣りガール」と検索すると42万件の投稿がヒット。釣りをする女性のためのコミュニティサイト「釣りガール」には4万人を超える女性ユーザーが集まり、現在50人ほどのインフルエンサーが活躍している。

※引用:2021年6月Yahoo!ニュース「空前の釣りブーム インスタ「#釣りガール」投稿は42万件超
※引用:2021年6月Yahoo!ニュース「空前の釣りブーム インスタ「#釣りガール」投稿は42万件超 特に最近コロナ禍で密を避けられるレジャーとして話題になり、コロナ禍をきっかけに女性の釣りへの関心が高まっています。釣り用品メーカ―がファッションショーを行う、女性が気にする魚の臭いや天候変化での化粧崩れに配慮した商品が開発されるなど、注目があつまっています。 それでは、実際にECモールでどんな商品が売れているかチェックしてみましょう。

2021年(8月まで)売上ランキングでは釣り竿やリールではなく、周辺グッズが売れ筋

釣り関連ジャンル・カテゴリー2021年(8月まで)売上ランキング

ランキング 楽天市場 Yahoo!ショッピング Amazon
1位 リールハンドル
(カスタム用パーツ)
リール 釣糸リサイクラー
2位 ウェーダー 魚群探知機 魚群探知機
3位 フィッシングベスト 魚群探知機 リールハンドル
(カスタム用パーツ)
4位 プライヤー・グリップセット 魚群探知機 釣り竿
5位 ライフジャケット 魚群探知機 リール
6位 釣糸リサイクラー リール リール
7位 魚群探知機 リール 糸結びアシストグッズ
8位 電動リール用バッテリー 竿 エレキモーター
9位 ウェーダー エアーポンプ 初心者向け釣り竿
リールセット
10位 魚群探知機 ライフジャケット 釣り用バッグ
※商品名や実際の売上推計値はNint ECommerceをご契約頂くと確認出来ます。 3大モール全体の特徴で見ると、魚群探知機やウェーダー、ライフジャケット等が多く見られます。上記の商品ランキングを見るとある程度釣り歴の長いユーザーが購入している可能性が高い印象を受けます。リールや竿も初心者が購入するラインナップよりは少し高めの価格帯の商品が売れているので、ECモールの購入ユーザーはそれなりに釣り経験と知識のあるユーザーが多い可能性があります。 また、Amazonは男性ユーザーが多いということはよく言われていますが、釣り関連のジャンル・カテゴリーの売上は、3大ECモールの中では、Amazonの売上規模が一番高い状態になっています。 ちなみに各モールでの商品の売上構成比はどのようになっているか見てみましょう。

楽天市場 釣り関連ジャンルの売上構成比

楽天市場の釣り関連ジャンルの売上構成比

Yahoo!ショッピング 釣り関連ジャンルの売上構成比

Yahoo!ショッピング 釣り関連ジャンルの売上構成比

Amazon 釣り関連カテゴリーの売上構成比

Amazon 釣り関連カテゴリーの売上構成比
※商品名や実際の売上推計値はNint ECommerceをご契約頂くと確認出来ます。 どのモールでも売上構成比が高いのは、リール、ロッド・竿、小物類ですが、注目すべきは、上位に入っているルアー(疑似餌)です。 90年代に爆発的な人気となったバスフィッシングの流れを次いで、現在は、海・川・湖と対象魚種も多く、多様な場面でルアーフィッシングが楽しまれています。
レジャーとして近年改めて注目を集めていた釣り。昔ながらのイメージである沿岸からの餌釣りとは違い、ボートに乗船し、疑似餌(ルアー)を使ってアクティブに行うルアーフィッシングは、90年代の大ブーム以降、大人のレジャーやスポーツの一種として人気を博してきた。 特にこのコロナ禍で、県境を越えての移動自粛や、密閉・密集・密接を避けた行動が求められ、休日に楽しめるレジャーが減る中、開放的な貸切船でのルアーフィッシングは、船上で乗船者以外に接触がなく、「3密」を避けて楽しめるアクティビティとして、改めて注目を集めている。 釣り上級者はもちろん、子供連れを含むファミリー層や、東京都心でのアクティビティを求める外国人観光客など、釣り未経験・初心者も多数乗船。初心者指導経験が豊富な船長がサポートしてくれる。スズキ、クロダイ、カサゴ、サワラ、イナダ、アジ、タコなど、東京湾の多様な魚が釣れる。

※一部引用:2020年7月PR Times 「貸切船でフィッシング!コロナ禍で注目を集める都心レジャー
ルアーフィッシングの一つのメリットとして、ルアー(疑似餌)がエサ代わりなので、エサの独特の臭いや針につける等の必要がなく、手軽に楽しむことができます。 もともと海外ではルアーフィッシングはスポーツフィッシングと呼ばれ、幅広い年代に楽しまれています。また、ルアーにも様々な種類があり、メーカー各社が釣れるルアーをこぞって開発しています。まとめの記事などでも人気のおすすめルアーなどの記事がWEB上に豊富にあります。
※参照:2021年10月Google検索結果「ルアー おすすめ」
※参照:2021年10月 Google検索結果「ルアー おすすめ」
売上数値と各メーカーのプロモーション状況等を見ながら、仕入れの参考にすることもできるでしょう。

まとめ

コロナ禍をきっかけに、キャンプやゴルフ、釣りを含め、密にならないレジャーが人気となっており、トライアルユーザーが増えています。昨今、コロナ感染者数が大きく減った状況になってはいるものの、完全に収束したかどうかが読めない状況下では、このトライアルユーザーをいかにリピーターにしていくかが、今後のレジャー市場の大きな鍵となっていきそうです。
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